Creating a Functional Beverage for the 2023 Consumer

2023年の消費者が求める機能性飲料の創造

消費者は、エネルギー、睡眠サポート、免疫の健康などをもたらしてくれる機能性飲料を求めています。健康とおいしさをどちらもかなえる、2023年の消費者が求める機能性飲料を創造するにはどうすればよいのかを考えてみましょう。

2023年の機能性飲料市場の概況と成長予測

Euromonitorによれば、1827億規模のグローバルな機能性飲料市場は2021年から2026年にかけて6.4%成長し、2495億ドルに達すると予想されています1。アジア太平洋は機能性飲料の最も大きな市場を構成しており、北米がこれに続きます。一方、最も高い成長率を示しているのが中南米(9.5%)と東欧(9.3%)です2

500億ドル規模の米国の機能性飲料市場は5.8%の年平均成長率で拡大すると予測されており、世界の販売額の27%を占めています3。エナジードリンクとスポーツドリンクは米国において最も人気の高い機能性飲料であり、販売額はそれぞれ182億ドルと113億ドルです4。ただし、最も急激に成長しているは乳製品の代替飲料と機能水であり、それぞれ9.2%と8.4%の伸びを示しています5

「もう何年もの間、機能性はノンアルコール飲料市場におけるイノベーションの最も重要な推進力であり、付加的なメリットを持つドリンクを求める消費者の需要は、パンデミックの間ですら増加しました」-と、Mintel社の健康・栄養アナリストであるカレン・フォルマンスキーは語っています。

消費者が飲料に求める上位の機能的メリットとは

Datassentialの報告によれば、米国の消費者の80%は機能性飲料に関心があり、そのうち42%は非常に関心がある、あるいは極めて高い関心があると回答しています6。最も多くの消費者が関心を示している特性はエネルギー(45%)であり、これに続くのが睡眠サポート(40%)とストレス緩和(40%)です7。コロナウイルスのパンデミックによる日々の多様な課題を経験したことで、消費者の抱えるこれらのニーズが前面に表われてきたのです。

あなたが飲料に求める機能上の健康効果は何ですか?(上位10位の回答)

エネルギー 45%
睡眠サポート 40%
ストレス緩和 40%
心臓の健康 37%
免疫 37%
体重管理 36%
骨/関節の健康 33%
長寿 31%
胃腸/消化器の健康 31%
抗炎症 28%
出典:Datassential、機能性飲料、2021年2月、米国の993人の消費者による回答にもとづく調査
man drinking water

人気のある機能性飲料成分

機能性飲料の栄養強化は、栄養素の不足を補うためのビタミンやミネラルから、潜在的な健康上のメリットが現在も調査されているアダプトゲンやヌートロピックなどのトレンド成分まで多岐にわたっています。機能性成分の組み合わせを既製品やカスタムのプレミックスに追加することもできます。こうすることで、どんな飲料でも手軽にエナジー飲料や睡眠サポート飲料に転換することが可能なのです。

今日、最も人気のある機能性成分のカテゴリーには、例えば次のようなものがあります。

  • ビタミン
  • ミネラル
  • 抗酸化物質
  • プレバイオティクス
  • プロバイオティクス
  • オメガ3脂肪酸
  • アミノ酸
  • ハーブやハーブ抽出物
  • 茶葉やコーヒーの抽出物
  • スーパーフルーツ抽出物

機能性成分を配合することで、効用のある飲料を求める消費者の需要に応えることができます。でも、リピートして購入しようという気持ちを起こさせるのは、大部分がその美味しさです。すなわち、美味しさを損なわずにこれらの健康上のメリットを届ける方法を見つけることが不可欠なのです。米国のスポーツドリンクやパフォーマンスドリンクの消費者のうち、55%が味は重要だと答えています。-これは、低糖/無糖(43%)やビタミン/ミネラルの含有量(40%)を上回る数字です8

機能性飲料を美味しくするためには

機能性飲料は、機能性成分の苦味や不快な味を克服する際に、味に関わる独自の課題があります。有用な技術の1つが、マイクロカプセル化です。これは(多くのケースではオイルやフードワックスで)成分粒子をコーティングし、元々の味やにおいをマスキングするプロセスをいいます。また、もう1つ別の選択肢として、苦みに対処するものなどのフレーバーマスキング剤を使用するという方法があります。

さらに、機能性飲料には、元々の風味をなくしてしまうのではなく、成分と協調し合う自然な苦みを含んだフレーバー(例えばコーヒーやチョコレート、グレープフルーツなど)を配合することもできます。そして、もう一つのアプローチが、機能性成分のまずさを覆い隠してしまえる大胆なフレーバーの選択です。すなわち、スパイシーなフレーバー(ショウガやカイエンペッパーなど)、あるいは癖になる甘み(キャラメルマキアートやメープルなど)も使用が可能なのです。

sweet drinks

2023年の機能性飲料に見られるフレーバートレンドとは

米国において発売された機能性飲料を見てみると、相変わらず主流のフレーバーの人気が高く、ストロベリー、オレンジ/スイートオレンジ、レモネード/レモン、バニラ/バニラブルボンがトップカテゴリーのフレーバーとしてランクされています9。ただし、新たに出現しつつある傾向として、エナジードリンクにはトロピカルフレーバー、機能性炭酸飲料ではクラシックなルートビアやオレンジクリームのような昔懐かしいフレーバーが拡大しています。

食事置き換えドリンク部門では、過去5年間に発売された製品には新たなフレーバーへの移行がほとんどなく、Mintelは消費者の30%がもっとバリエーションに富んだフレーバーを求めていると報告しました10。一方で、いくつかのブランドは、自社の食事置き換えドリンクや栄養ドリンク剤に、ガールスカウトクッキーやバターピーカンのような懐かしいフレーバーやデザートに着想を得たフレーバーを導入しています。

機能性飲料の分野で消費者の関心を捉えるには、主流のものだけでなく、フレーバーを拡大していくことが重要な戦略になります。私たちのウォッチリストに載っている注目の機能性飲料用フレーバーは、ボタニカルフレーバー(例えばバジル、セージ、カルダモンなど)や、トロピカルフレーバー(グアバ、パラミツ、和梨など)の拡大です。また、私たちは、フローラルフレーバー(エルダーフラワーやハイビスカス、バラなど)が存在感を維持するほか、果実品種のフレーバー(例えばブラッドオレンジやシチリアンレモン、タヒチライムなど)の浸透が加速すると予想しています。

成功を味わう

飲料が味わわせてくれるのがトロピカルなアドベンチャーであろうと、昔懐かしい甘さであろうと、消費者は美味しく、かつヘルシーな飲料に常にアンテナを張っています。機能性飲料メーカーにとって味という点での独自の課題があることは間違いありませんが、成功する製品を手にするための多様な解決策は存在しているのです。

機能性飲料市場で頭角を現したいと願う飲料メーカーにとって、カスタムプレミックスを含め、機能性飲料のための多様な解決策を提案できるサプライヤの利用が、その実現の早道になります。今日の消費者にアピールできる機能性飲料の創造は、ぜひ当社までお問い合わせください


1-5. Euromonitor, 2022. Data ending 2021.
6-7. Datassential, Functional Beverages, February 2021.
8. Mintel, Sports and Performance Drinks – US – February 2021.
9. Mintel GNPD, 2022. Data ending 2021.
10. Mintel, Nutrition Drinks – US – 2021. 

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